初めての「お引越し to London」の巻

2007年11月29日とその前後 もっぱら晴れ

新年早々実家の車が盗まれ、実家が車を買うと言うので我が家も一緒になって車を買い、夏には父が還暦を迎え、ゴルフでは目標としていた70台を達成し、と、ニュースだらけだった今年の我が家ですが、年末に最大のニュースが待っていました。。。

なんと、「お引越し to London」です。。。


いやー、最初に話をいただいた時はビックリしました。でも翌日には「行きます!」とすぐに回答。一応会社では海外希望(ただしアメリカ)を出していたので、こんな話があってもおかしくはないのですが、でも実際に聞くとビックリです。なぜアメリカだったのかはめんどくさいので省略します。。。





異動の辞令は12月1日と決まり、その一ヶ月ほど前に家を探すための出張にロンドンまで出かけたのでした。なお家を探しに行ったのはパパ一人。デジカメとSkypeを駆使して日本と連絡をとり、なんとか住む家を決めたのでした。

それにしても沢山の家を見せてもらったものです。

  

  

  

  

(とういか、良く写真撮ったと、自分を誉めてあげたい。。。)


結局、とても良い物件がたまたま見つかったので無事に出張の目的達成できました。と同時に、イギリスの雰囲気にも随分慣れることができました。


こちらは家を探していた街の中にあった教会。こういう教会が一つの街に一つはあるようです。なんとも立派で歴史を感じさせてくれる建物です。

また、青い空とのコントラストがなんとも素敵です。


出張は一週間だったのですが、ほとんど晴れていてロンドンへの印象はとても良いものとなりました。後で聞いたら珍しいことのようだったのですが。。。


こちらは町並みの様子です。地下鉄の駅の近くのストリートなのでお店が沢山あって華やいでいます。

写真手前に少しだけ写っていますが、英国にもスタバは結構多く、自分でもチャレンジしてみたりしました。普通に同じ味でした。







そんなかんだで家も決まり、後は引越しして自分たちが移動するだけとなった11月、早く行きたいような、でも不安が沢山、という、そんな一ヶ月を過ごして、いよいよ最後の引越しの日が来ました。。。


引越しの順序ですが、まずは車の輸送が10月中旬に、そのすぐ後に船便の第一便を出しました。次に11月中旬に航空便が出発し、そしていよいよ11月26日に船便の第二便が出発しました。写真は船便の第二便を梱包している風景です。

  

先日まで生活感タップリだった我が家が、みるみる片付いていきます。引越し屋さんはやっぱりプロですねぇ。トラックの都合で26日だけでは引越しが終わらなかったので、翌日も来ていただいて作業継続。自分たちがいても邪魔そうな雰囲気もありましたが、多少片付けなどしながら、引越しも無事完了。何もなくなった部屋で家族揃って記念撮影しておきました。



ちょっと寂しくもありましたが、でも新しい生活に向けて、みんなの期待と不安は膨らむばかりなのでした。




引っ越し完了後、そのまま出発の準備をして、電車とバスで成田空港近くのママの実家へ向かいました。長年愛用してきた小田急線とも当分の間サヨナラです。

最寄り駅までバスで行ったのですが、バスまでパパ方のおばあちゃんが見送りに来てくれました。おばあちゃんとママは、この時点でもう号泣してました。泣き虫さんです。でも、2日後に成田空港でまた会うんですけど。。。






2泊ほどママの実家でお世話になり、いよいよ出発の29日です。朝9時過ぎには成田空港に到着し、宅急便で送っていたものすごく重いスーツケース2個を受け取ったり、航空会社のカウンターでチェックインの手続きをしました。

合間にはみんなで記念撮影。


パパママ両方の両親と、ママの兄一家が見送りに来てくれました。ここは成田空港第一ターミナル南ウィングでして、とても大きなクリスマスツリーの前で撮ってもらいました。



少し時間があったので、みんなで最後のお茶をしました。思い思いのおしゃべりに花が咲いていました。


パパはこの間に「引っ越しました」葉書をポストに投函し、さらに最後のタバコを吸ったのでした。(12/28現在でも禁煙は継続中です。。。)






おしゃべりの時間はあっという間に過ぎ、いよいよ行かなくてはならない時間になりました。(10:40頃)

セキュリティチェックの手前で最後のお別れをしつつ、一家揃って写真を撮ってもらいました。もうママは号泣。つられて涼佳も号泣していました。



飛行機には比較的すぐに乗れて、ゆったりと腰を落ち着けました。涼佳と沙和は初めての飛行機でワクワクしていたようです。




沙和ちゃんはあんまりワクワクしすぎて、こんなになってしまいました。。。

かぶっているのは首の周りに付けるグッズです。ちょっと面白い。




飛行機には12時間以上乗るので、特に子供たちは途中で飽きてしまうのでは?なんて心配していたのですが、食べて、ビデオ見て、寝て。。。なんて繰り返していたらあっという間に到着してしまいました。あっという間というほどでもないですが、そんなに長くは感じませんでした。

ヒースロー空港に到着後、会社が用意しておいてくれた車で、新生活を始める予定の家からほど近いホテルまで行き、そこで2泊しました。しばらくは時差ボケに悩むことになりましたが、幸いみんな風邪などは引かず、順調な生活をスタートすることができたのでした。







ホテルに到着した翌日(30日)、時差ボケで朝早くに目が覚めてしまったので、みんなでホテル付近を散歩しました。

あいにくの雨模様でしたが、初めてのイギリスにドキドキしまくっていた頃です。





まだ朝早かったのでお店などはほとんどやっておらず、でも町並みを見るだけでも楽しい、そんな朝のひと時でした。





ホテルでの朝食風景です。安めのホテル(それでも結構高い)でしたが、パンやフルーツなどを食べることができました。パパにとっては出張時を含めて8泊もした、とても思い出に残るホテルです。




そして、ホテルから「自宅」に移り、新しいロンドンでの生活が始まったのでした。記念ですので、とりあえず玄関前で記念撮影した一枚を掲載して、一連の引越し顛末記を終了したいと思います。


辛い時にはこれを読み返して、初心に帰りたいと思います。。。



(レポート かる)


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