2005年02月08日 雨ときどき曇 ニュースもご無沙汰しておりますが、このたびニュースが発生したのでご報告申し上げます。昨年暮れよりパパはちょっとお尻から血っぽいのが確認できるようになりまして、年明けに病院へ行ったのですが、内視鏡検査をすることとなりました。その時の診察の時点でまあ問題ないでしょうと言われていたので別に無理して受ける必要もなかったのですが、モノは試しと思い、せっかくの機会なので検査を申し込むことに。こんな機会は滅多にないので、ニュースとしてとりあげてみました。。。(お食事前の方は読まないほうがいいかも!) 時系列でお届けいたします。 1/某日 病院へ行って診察を受けました。お尻に指などを入れられて、ほぼ患部は特定できましたが、お医者さんに「内視鏡検査しますか?」と聞かれ、とりあえず「ハイ」と答えました。この日は検査前に飲む下剤をもらい、また、検査前日から食べる検査食と検査の日に履く紙パンツを購入して家に帰りました。 2/7 ![]() 朝はおかゆとしゃけふりかけ、お味噌汁でした。(質素〜!) お昼は会社で食べたのですが、温めきれなくてあまり美味しくなかった味付けおかゆ(カニっぽいのも入ってました)とすまし汁です。(またまた質素〜!) おやつにはカロリーメイトのようなビスケットが付いていました。まあまあ美味しかったです。 夕飯はなんとコーンポタージュのみ、でした。しかも午後6時頃までに食べて(飲む、だけど)しまわなければならず、その後はなにも食べられません。水分はぜんぜんOKだったのですが。こんなに味気ない夕食は久しぶりでした。 その後帰宅して、下剤にチャレンジです。 自分で水を入れて作るのですが、下の写真を順番に紹介すると、左が病院からもらった状態で、これに真ん中の写真の薬を加えて、水を入れると右側の写真のように出来上がります。合計1.8リットルで、これを夜と朝に分けて飲みます。 ![]() ![]() ![]() 下剤と聞いてものすごくまずくて飲みづらい、というイメージを持っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。ビックリするくらい飲みやすいです。ちょうどポカリスエットのような味、でしょうか。 飲み終わって1時間くらいすると、おなかが反応し始めました。通常下痢の時っておなかが痛くなってから放出されると思うのですが、この下剤はおなかが痛くならずに出すことができます。結局寝る前に3回ほどトイレに行って、最後の方はもう固形物はありませんでした...。 2/8 検査当日なのですが、夜中眠っていると2時間に一度くらい便意をもよおします。1・3・5時のそれぞれで目が覚めトイレに走る、という状態だったので朝起きた時はなんだか睡眠不足みたいな状態でした。 朝の6:30には起床して、昨日の残りの下剤を飲まなければならなかったので、眠い目をこすりながらなんとか起床。今朝はこれ以外飲めないので、ガブガブと、あっという間に全部飲んでしまいました。するとまた1時間くらいして、便意が。。。トイレに行っても出てくるのは液体だけです。ピューッっと出てくるんです。なんだか変な感じでした。きちんと腸の中がキレイになると、無色または黄色い液体が出てくるそうですが、私の場合はそこまでいかなかったので、ちょっと不安を抱えたまま病院へと向かいました。 10:30からの検査予定だったので、10分前くらいに病院に着くと着替える場所に案内され、そこで前に購入した紙パンツを履きます。お尻の側に穴が明いていて、そこから検査の棒を突っ込むようです。そのまま検査室まで案内されて、しばらく待つように言われました。 ちょっとすると看護婦さんが入ってきて「腸の動きを止める注射を打ちます〜♪」と言われました。注射?聞いてないよォ〜と思いましたが、そんなことはお構いなしに準備をする看護婦さん。「かなり痛いですが我慢して下さい♪」って、不安にさせないで下さい。右肩にズボっと注射されたのですが、そんなに痛くなく拍子抜けしました。しばらくしたらズキズキしてきましたけど。 検査用の機械はOLYMPUS製で、こんなのも作ってるんだ〜、と妙に感心しながら待つことしばし。(内視鏡はこちら参照) しばらくすると、ひげを生やした先生がやってきて検査開始です。痛いこともあるとか聞いていたので内心ドキドキでしたが、なんだか意外とスムーズに中に入っていきました。最初はおならっぽいのが出るような感覚に襲われ「先生、おならがでそうな感じなのですが」と聞くと、「あ〜、空気を入れながらチューブを入れているからねぇ、出しちゃっていいよ〜♪」との回答。でも出なかったんですけど、変じゃないとわかって一安心。そうこうしている間にも内視鏡はずんずん中へ進んでいきます。 大腸の最後まで到達すると先生が解説を始めました。ここが盲腸、ここが小腸の入り口、ここが。。。全然わからないんですけど、自分の内臓を初めて見て意外ときれいだなぁと思いました。毛細血管が良く見える部分が正常で、腸の組織が厚くなって、血管が見えにくい部分はあまり健康ではない、とのことでした。 一通りみたところで、先生が肛門の部分をもう少し詳しく見せてくれるとのこと。内視鏡のカメラを逆方向に向けるからちょっと変な感じがするよ〜と言いながらなにやらラジコンのお化けみたいなのを操作しています。お腹の中が「うぉっ」と思った瞬間、カメラが逆方向になって写していました。すげー!!そんなこともできるんだ!と小学生のように嬉しくなってしまいましたよ。 結局大問題となるような部分は見つからず、組織を2箇所採取してもらって検査が終了しました。組織を採るのも内視鏡の先端からピンセットみたいなものがにゅぅ〜っと出てきて組織をつまんでぐいっと引っ張ります。血が出ているのは見えるんですけど、全然痛くないのが変な感じでした。ちなみに検査がすべて終了したのは11:00頃。結構すぐに終わってちょっとビックリしました。 検査が終了して、看護婦さんにお尻を拭いてもらったらまた着替えます。その時にお腹がぼわっと張っていたので「大丈夫かなぁ?」とちょっと心配だったのですが、検査室を出るときに「お腹が張っていたらおならが出るまで飲食はしない方がいいですよ、吐いちゃいますから」と言われ一安心。会計待ちの間もものすごくお腹が張った状態で屈伸をしたりしておならが出るのを心待ちにしていました。 病院を出て、とりあえずラーメンが食べたいと思っていたのでバスに乗ることに。すると「ぽふ」「ぽふ」とおならがすこしずつ何度か出ました。おならと言ってもガスじゃないので臭くはないんですけど。そして駅に着いた後で「ぼふふふふふ」という結構な量のおならとともにお腹の張りも解消されたのでした。 その後食べたラーメンはめちゃくちゃ美味しかったです。そりゃ当たり前だ。前日の食事と言ったら。。。(涙) 今回検査を受けて、改めて健康の大切さを実感しました。好きなものが好きな時に食べられないというのはものすごく苦痛です。食べられないと仕事をする意欲まで萎えてきてしまうんですよね。というわけで、皆様もぜひ健康にはお気をつけ下さいませ!! (レポート かる) 戻る |